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【美容師が解説!】髪質改善酸性ストレートのメリット・デメリット!
最近話題になってきている髪質改善メニューの『酸性ストレート』。
ですが、世間ではまだあまり多くの人には認知されていないですよね
結局どんなものなのかわからない。。
私の髪にも合うの??
そんな疑問を持たれる方も多いと思います。
そこで今回はより詳しく髪質改善メニューの『酸性ストレート』について徹底的に解説させていただきたいと思います。
そもそも酸性ストレートってなに??
そもそも髪質改善メニュー『酸性ストレート』とはなにを指すのか?
酸性ストレートのも様々な商材があると思いますが今回はCreBiAで取り扱っている酸性ストレートの商材を基本として説明していきます^^
酸性とだけ聞くと結構強いんじゃないの?
そう思われる方も多いのではないでしょうか??
実は酸性といっても髪の等電点に近い弱酸性領域で施術をしていくのでそこまで髪の毛に対し負担の大きいものではありません。
この図のように髪の等電点は大体4.5ー5.5くらいと言われています
ちなみにアルカリでストレートにしていく商材のphは9前後のものが大半です
これに対し当店で扱っている酸性ストレートの商材はph4となっていてトリートメントやリンスとほぼ同じphとなっています。
髪の毛に優しいと言われる理由がわかりますね^^
これだけ聞くとそんなに優しいお薬で頑固なくせ毛を伸ばすことが出来るの?と思われると思います。
phだけ見るとトリートメントと同じphで髪の毛に優しいものですが、
それにプラスで還元剤という髪の毛の中の結合を切ってくれるものを加えることでくせ毛をストレートに伸ばしていくことが出来ます。
この還元剤の量も多すぎてはダメージにつながるので髪質・ダメージ具合を見ながら負担の少ない量を見極めることが必要ですが、これは僕たち美容師さんの腕の見せ所ですね^^
酸性ストレートのメリット
1. 髪への負担が少ない
最初の酸性ストレートとは??でも触れていたのですがphを髪への負担がない領域で施術することにより出来る限りダメージを少なく施術することができます。
2. 様々な髪に対応可能
phによる髪への負担が少ないことによりハイダメージの髪の毛にも施術が可能です。
なんと、ブリーチ毛にもストレートができます!
今までアルカリの縮毛矯正をしようとして断られた経験のあるかたも少なくないと思います。
そんな方でも引っ張って簡単にちぎれてしまうほどのダメージでなければ施術が可能です。
3. 自然に柔らかい質感に仕上がる
これもphの関係が大きいのですが必要のない結合を切らずにストレートしていくため必要以上にピンピンになりにくく柔らかく仕上がります。
まさに髪質改善です!
酸性ストレートのデメリット
1.時間がかかる
薬剤がかなり優しいため1液(軟化)の放置時間がかなり長くなります。
さらに酸性ストレートは薬剤で完全にストレートにするのではなくアイロンなどの熱によってしっかりとクセを伸ばしていくので、アイロン施術もアルカリストレートと比べて長くなります。
大体3時間前後かけてストレートにしています。
2.料金が上がる
アルカリのストレートに対してですが、1.でも触れていた通り時間が長時間かかってしまう事や、薬剤も髪への負担が少ない高級な成分が多く含まれているため価格は少し高めに設定されているお店がほとんどだと思います。
3.ピンピンになりにくい
メリットでもピンピンにならないとあげたのですがナチュラルなストレートよりもザ・真っ直ぐなストレートをお求めの方は少し物足りなく感じるかもですね。
普通の縮毛矯正との違いは?
どんな髪に向いているのか?
お客様からの声
施術を体験したお客様からも嬉しいお言葉を多数いただいております。
まとめ
今回は髪質改善メニューの酸性ストレートについて細かくご紹介させていただきました。
・クセが気になるけど髪への負担が気になる方
・縮毛矯正の真っ直ぐすぎるのはちょっとと言われる方
・ブリーチなどデザインカラーをしているのを理由に縮毛矯正を断られてしまった方
などなど、酸性ストレートは多くの方のお悩みを解決できる、まるでトリートメントをしたかのような髪質改善メニューになっています。
ぜひ挑戦してみてください!