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コラム
【美容師が解説】どうしてパーマはかかるの?毛髪基礎知識パーマ編!
今回はタイトルにもある通り
「どうしてパーマはかかるの?」「パーマって何?」
コチラをできるだけ簡単にご説明していこうと思います。
パーマって何?
パーマという言葉は「パーマネント ウエーブ」の略語。
・パーマネント/長持ちする、半永久的な、
・ウエーブ/波形
熱や化学薬品を用いて、
洗っても ある程度 持続性のあるウエーブを
毛髪につける技術のことです。
(ストレートパーマも原理的には同じ技術)
パーマは
毛髪の中の「結合」に作用して、
まっすぐだった髪にウェーブをつけたり、
くせ毛をストレートにしたりします。
パーマ施術における髪の反応
1、施術前
毛髪内部が安定した状態のストレートヘア。
2、 パーマ1剤を毛髪に塗布
1剤に配合されるアルカリ剤によって毛髪が膨潤し、キューティクルが開きます。同時に内部に水や還元剤が浸透し、側鎖結合(S-S)を切断します。
3、 ワインディング
縦に並んでいるポリペプチド主鎖を横でつなげているのが側鎖結合です。還元剤がシスチン結合を切断し、アルカリ剤は塩結合、水は水素結合を切断します。
4、放置後、中間水洗
ワインディングをした状態で役割を終えた1剤を洗い流します。この状態でもまだ側鎖結合は切れたままになっています。
5、2剤を毛髪に塗布
2剤に配合される酸化剤によって、ワインディングされた状態のままシスチン結合(S-S)側鎖結合が再結合されます。王子にpH調整剤が縁結合を再結合します。
6、放置後、ロッドアウト&水洗
2剤をしっかり流し、過剰な反応をストップさせます。
7、ドライ
最後にドライすることで、水素結合を再結合し、すべての反応が終了します。
まとめ
できるだけ簡略化をしてパーマのかかる仕組みをお伝えさせていただきました。
難しい話ではありますが、少しでも仕組みを理解できるとパーマをする不安なども少しは緩和されるのではないでしょうか?
今は韓国風ヘアスタイルをコテ巻きではなくパーマで楽しむ方も増えてきています。
ぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか!!
名古屋でパーマスタイルをしてみたい方はCreBiAに!!