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コラム
髪質改善トリートメントと縮毛矯正ってどっちがいいの?何が違うの?
「髪質改善トリートメント」
とは、最近よく耳にするようになった、”髪質改善”を実現する施術です。近年話題となっていることから、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
では、この髪質改善トリートメントと、縮毛矯正は一体何が違うのでしょう。その違いについて、本記事で徹底的に解説します!
髪質改善トリートメントとは?
髪質改善トリートメントとは、最近よく耳にする「髪質改善」を実現する施術です。効果が本当にあるのでしょうか。その実力を徹底的に解明しましょう。
まず名称ですが、正式には「酸熱トリートメント」と呼ばれます。これは酸性成分を使用することがポイントで、代表的な成分にグリオキシル酸があります。この酸性成分が、毛髪を構成するタンパク質であるケラチンのアミノ基と化学反応。するとケラチン同士を架橋する新しい結合が生成されます。
この新たな架橋結合の形成によって、毛髪内部が物理的に強化されるわけです。するとハリやコシが蘇り、ツヤが出て、切れ毛も減少します。まさに「髪質改善」が実現する訳ですね。
加えて、この酸性成分による作用は、まるで毛髪構造そのものを疑似的に再生しているような効果も! そのため、髪のクセも改善されるのです。例えば毛先の広がりが改善されたり、すっきり収まるようになります。
これまでのトリートメントが、ダメージ後の補修的な栄養補給が主目的だったのに対し、髪質改善トリートメントは毛髪構造そのものの本質的な修復が可能な画期的な施術なのです。
髪質改善トリートメントのメリット
髪質改善トリートメントのメリットは以下の点があげられます。
・ストレートパーマほどの強いストレート化ではないので、痛みが少ない
・効果の持続力が高く、手触りの改善や髪のまとまりが長期間持続する
・ブラッシングだけで美しいツヤが出るようになり、日常の髪の手入れがラクに
・硬くてパサパサのダメージ毛も、柔らかなサラサラの髪質に回復できる
・湿気による広がりやすさが改善され、セットしやすくなる
・朝のセット時間が短縮され、手間がかからないようになる
このように、髪質改善トリートメントは比較的マイルドながら長期的な効果があるのが特徴です。手間のかからない美髪維持ができるようになるメリットがあります。
髪質改善トリートメントのデメリット
髪質改善トリートメントのデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
1つ目は、もともとパーマをかけている方に施術すると、パーマが弱くなる場合があることです。パーマの波がほつれてしまうことがあります。
2つ目は、個人差がありますが、トリートメント後に髪が濡れた際に特有の臭いがする場合があることです。水分で成分が活性化することで生じるもので、髪が乾いているときには臭いがしないという特徴があります。
このように、もともとのパーマデザインを崩したくない方や、臭いに敏感な方には髪質改善トリートメントは向かない場合があります。施術を検討する際に確認が必要なポイントだと言えそうです。
縮毛矯正とは
縮毛矯正とは、特殊な薬剤を使用して毛髪のクセを矯正し、直毛にする施術です。
施術の内容としては、全体の髪や前髪など必要な部分のみに行う全頭矯正と部分矯正があります。また、根元に縮毛矯正、毛先にパーマをかけるなど、デザイン性も兼ね備えた技法が存在します。
効果としては、クセ毛や天然パーマなどを直毛に矯正。薬剤には髪を構成するタンパク質を分解する第一剤と、分解した髪を酸化固定して直毛にする第二剤の2種類が使われます。第一剤で柔らかくした毛髪をアイロンでストレートにした後、第二剤でその形を永続させます。
つまり縮毛矯正は、特殊な薬剤と熱によって毛髪本来の構造を一旦壊し、再構築することでクセを直す施術といえます。
髪質改善トリートメントに向いている方
髪質改善トリートメントは、以下のような方におすすめです。
・日頃からストレートアイロンやカールアイロンを頻繁に使用している方
・加齢により髪のクセが出てきたり、髪質そのものが変化した方
・朝のセットはきれいだけど1日が経つにつれ広がりが出てくる方
・特に大きなクセはないが、寝癖や湿気で髪がふわふわしてくるのが気になる方
・ヘアカラーなどによるダメージで髪が弱っている方
・年齢とともに髪が細くなり弱くなった方
・ハリやコシが失われてふんわりしている髪の方
・艶がなくなりかさぶたっぽくなった髪の方
このような方面に対し、髪質改善トリートメントはキューティクル層から内部まで作用することで、髪のダメージケアやクセ改善を行い、ハリ・コシ・艶を取り戻す効果が期待できます。
縮毛矯正が向いている方
縮毛矯正は、元々クセや天然パーマがありストレートな髪質にしたいという方に向いています。縮毛矯正は、髪の毛の構造そのものを分解し、再構築することで髪質を変化させる施術です。したがって、半永久的にストレートな髪質を保つことができる特徴があります。 一方で、髪へのダメージはストレートパーマよりも強いというデメリットがある点にも注意が必要です。 つまり、縮毛矯正は効果の長持ち性から直毛志向の強い方に向いていますが、髪への負担が大きいことから体質によっては適さない場合もあります。検討する際にはこの点も考慮する必要がありそうです。
髪質改善トリートメントと縮毛矯正の違い
縮毛矯正と髪質改善トリートメントの主な違いは、使用する薬剤と施術のタイミングです。
縮毛矯正にはパーマローションや縮毛矯正専用のストレート化剤など、様々な種類の薬剤が使われます。一方で、髪質改善トリートメントにはグリオキシル酸やマレイン酸などの強酸性成分を含む薬剤がよく使われます。これらの成分がキューティクルを浸透させ、髪の内部まで改善する効果があります。
施術のタイミングも異なり、縮毛矯正は途中工程でストレートアイロンを当てますが、髪質改善トリートメントは最後の仕上げ時に高温のアイロンを用いるのが特徴です。これにより薬剤の効果を最大限に引き出します。
このグリオキシル酸やマレイン酸を用いる方法以外にも、プロテインやコラーゲンを含むトリートメントなど、髪質改善には主に2つの技術があります。
まとめ
髪質改善トリートメントと縮毛矯正の違い、少しでも皆さんの知識になってたら幸いです。
髪質改善トリートメントと、縮毛矯正でどちらが自分に合っているのか?
髪質改善トリートメントも、縮毛矯正も、皆様の理想の髪質に仕上げてくれるものです。
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